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園芸用語
    園芸用語 〔カから始まる園芸・ガーデニングに関する用語の一覧表〕
 
 
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用 語 用 語 の 説 明
 科
 (カ)
  同じ特徴を持つ属をグループにしたもの。
    生物分類の階層分類における階級の1つ。
    ♪属 = 似たもの同士を集めたもの。
 海岸植物
 (カイガン
  ショクブツ)
  海辺の砂浜や岩のすき間に生える植物のこと。
    ♪ハマユウ、ハマヒルガオ、オカヒジキ、など。
    = 海浜植物。
 開心自然形
 (カイシン
  シゼンケイ)
  樹幹の中央がへこんでいる樹形のこと。
    もともと主幹が短いか、又は切断してできる樹形。
   
 開張性
 (カイチョウセイ)
  樹高よりも枝張が大きく広がる性質。
    枝が大きく開いて伸びていく。
   
 改良種
 (カイリョウシュ)
  人為的な改良を加えた新しい品種の植物のこと。
     
     
 花 芽
 (カガ)(ハナメ)
  成長すると花になる芽。
    葉芽よりも丸みがあり、太くて大きいものが多い。
    →「花芽分化」(カガブンカ)(ハナメブンカ)
→ 葉になる芽を「葉芽」(ヨウガ)という。
 花 冠
 (カカン)
  花弁全体をいう。
    植物分類上では、合弁花冠・離弁花冠に分ける。
     
 花芽分化
 (カガブンカ)
 (ハナメブンカ)
  花芽が出来ること。
    花芽分化の後に剪定すると、花が咲かなくなる。
     
 垣
 (カキ)
  竹・木・石などで作った区切り。垣根。
    家の周囲や庭などを囲ったり、仕切ったりする。
     
 垣 根
 (カキネ)
  家の周囲や庭などの囲いや仕切り。垣。
    通常は、植木や竹で作ったものをいう。 
     
 萼
 (ガク)
  花の一番外側にある部分。
    花の部分を保護する役目の葉の一種で、多くは葉状・緑色で目立たない。
花を構成する部分の一番外側にある。
    ♪一部に、花ビラの様な華やかなガクが存在する。
♪一枚一枚を「ガク片」という。
 核 果
 (カクカ)
  外果皮が薄く、中果皮が厚くて水分を多量に含み、内果皮はかたい核となって種子を包む果実。
     
 革 質
 (カクシツ)
  やわらかい革製品の様にしなやかで、やや厚みがある葉のことをいう。
    葉の質感を表すときに使う言葉。 
     
 花 茎
 (カケイ)
  花のついている茎。
通常の茎とは別に、花を咲かせる為に出てくる茎のこと。
    先に花だけをつけて葉をつけない茎なので、葉もつける普通の茎と区別して使う。 
役目を終えると枯れてしまう。
    ♪タンポポなど。
 花 経
 (カケイ)
  土が常に湿っている状態で、水分が多すぎる状態。
    花が開いた状態で直径を測る。
     
 加 湿
 (カシツ)
  家の周囲や庭などの囲いや仕切り。垣。
    多くの植物にとっては、よくない状態。(しかし好む植物もある。)
     
 花 序
 (カジョ)
  花のつき方と、花のついた枝全体のことをいう。
(花が枝につく時の配列の様式)
    花は植物の種類により、それぞれ一定の方式に従ってついていく。 
  色々な形があり、いろいろな名称がつけられていたりする。
 花 穂
 (カスイ)
  花が稲穂のように、長い花の茎に沢山ついた状態のこと。
(花柄が無いか、又は短い花が一本の軸に群がりついている花序。)
    穂状花序・総状花序など。
    ♪ラベンダーなど。
 化成肥料
 (カセイヒリョウ)
  無機質を原料に、化学的に合成された肥料。
    チッ素・リン酸・カリを主体としていることが多い。
     
 花 托
 (カタク)
  花柄(カヘイ)の先端で、花びら・雄しべ・萼(ガク)などがつく部分。
    =「花床」(カショウ)。
     
 活 着
 (カッチャク)
  植え付けた植物の根が出て、順調に成長を始めた状態のこと。
苗・挿し木・接ぎ木・移植などを植え付けた時などに言う。
    苗・挿し木・接ぎ木・移植などを植え付けた時などに言う。
♪苗の場合は「根付く」ともいう。
 カバープラント
 
  植物で地面を覆い隠すこと。
    草丈の低い丈夫な植物を用いる事が多い。 
    地表の侵食・飛砂・泥濘化(デイネイカ)などを防止し、見た目も楽しめる。
♪グラウンドカバー・プラントの略。
♪グラウンドカバーともいう。
 花 被
 (カヒ)
  萼(ガク)と花びらの総称。
又は、それらの区別がつかない時の両者の呼称。
    コケ植物では、造卵器を保護する袋状の器官をいう。
    ♪チューリップ、ヤマユリ、など。
 果 皮
 (カヒ)
  果実の皮。
    子房壁が発達してできた部分で、外果皮・中果皮・内果皮の3層があり、中の種子を包む。
     
 株立ち
 (カブダチ)
  根元から数本の幹が出ている形の樹形。
    ♪レンギョウなど。
     
 花 柄
 (カヘイ)
  花軸から分かれ出て、その先端に花をつける小さな枝。
    ハナガラと読むと「花の柄・模様」という一般的な言葉になる。
     
 花 弁
 (カベン)
  花びら。(ガクの内側にある。)
    蕾の時に、雄しべと雌しべを保護している。
     
 夏 眠
 (カミン)
  夏に活動を停止すること。
    昆虫や植物などによく見られる現象。
冬眠と同じように活動や発育を停止したり、休眠状態になって、夏を耐える。
    ♪ヨトウガなど。
 仮雄蕊
 (カユウズイ)
  葯(ヤク)や花糸が発達せず、本来の生殖機能をもたない雄しべ。
    雌雄異株や雌雄異花の植物の雌花によくみられる。 
     
 絡み枝
 (カラミエダ)
  同ほかの枝に絡みつくように伸びた枝。
   
   
 刈り込み
 (カリコミ)
  人により、枝葉を切りそろえて加工・造形して形を整えること。
    庭木の手入れ方法の1つ。
   
 緩効性肥料
 (カンコウセイ
  ヒリョウ)
  効き目が緩やかで、長期間にわたって効くタイプの肥料。
    主に固形タイプで、元肥(モトゴエ)や追肥(ツイヒ)に用いる。 
     
 寒 肥
 (カンゴエ)
  生育期に備えて寒い冬のうちに施す肥料のこと。
    春に向けて行う。
     
 完熟堆肥
 (カンジュクタイヒ)
  発酵が十分に進んで堆肥のこと。
    発酵が不十分なもの(未熟)との対比で使われる。
未熟な堆肥を用いると、植物に悪影響を及ぼす事がある。
    ♪チッソ欠乏症になったり、高温になったり、ガスを発生ししたりする。
 管状花
 (カンジョウカ)
  キク科の頭花(頭状花序)をつくる多数の小花のうち、中心部に集まっている細かいチューブ状の花のこと。
    = 筒状花(トウジョウカ)。
 冠 毛
 (カンモウ)
  キク科植物の果実に生ずる毛状の突起のこと。
    萼(ガク)の変形したもの。
    風を利用して種子を散布するのら都合が良い。
♪タンポポ・アザミなど。
 観葉植物
 (カンヨウ
  ショクブツ)
  主に葉の形や葉色の美しさを鑑賞する植物。
    一般的には、熱帯・亜熱帯原産のものを指す。
     
 寒冷紗
 (カンレイシャ)
  織り目の粗い薄地綿布。
    夏に、強い日差しを遮断する為に使う。
    ♪織り方によって遮光の割合を選べる。
♪霜が植物に当たらない様に使用することもある。
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